『子宮会議』資料室
この本が紹介された番組や記事について




まず、ウェブ上で閲覧できるインタビュー。
(リンク先の変更など、お気づきの点がございましたらお知らせくださいませ→ 
yorikofans@yahoo.co.jp

琉球新報(2010年9月1日号)
「女、男である前に人間  女優・洞口依子さんに聞く」

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-167050-storytopic-1.html

沖縄タイムス(2010年9月3日号)
「子宮頸がん検診受けて 女優・洞口依子さんがトーク」

http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-03_9824/

2010年、パイティティのライヴ(@PLAZA HOUSE)で赴いた沖縄での取材です。

「あかずきん.jp」
子宮頸がん検診の情報サイトです。
毎月、その月に生まれた著名人のかたが月替わりで登場する
「活躍する女性たちの検診事情」というコーナー
で洞口依子さんのインタビュー記事が掲載されています。
http://www.aka-zukin.jp/

(2009年)
「人間ドックのここカラダ」
洞口依子さんのインタビューが掲載されています。
http://dock.cocokarada.jp/interview/sp_02.shtml

(2009年)
 
「どらく」 
「ひと インタビュー」のコーナー。
http://doraku.asahi.com/hito/interview/html/070725.html

(2007年)
「がんサポート情報センター」
「闘病記 私の生きる道」のコーナーでインタビュー。
http://www.gsic.jp/survivor/sv_01/28/index.html

(2007年)


つぎに、当HPでフォローしたTV番組です。タイトルをクリックすれば、詳しい内容の解説にリンクします。


徹子の部屋
』(2007年7月24日)
『子宮会議』を出版した翌月、依子さんが出演した回のやりとりを
すべてに文字に起こしました。
2004年12月にまだ病後の不安定な時期に出演して以来、3年ぶり。
そしてそのときのVTRを見て思わず涙する依子さんでした。


独占!金曜日の告白』(2008年2月29日)
子宮頸がんとの闘いを、夫婦のありかたという点から見た視点が
多くの共感を呼びました。
入院中、とくに手術前夜の独り言や手術室に入っていく姿など、
胸に迫るものがありました。


復活の日』(2008年11月12日)
これまでにも紹介された入院前や手術直前の映像などのほか、
リハビリに励む姿や思い出の沖縄の海を再訪する模様などが描かれています。
『マクガフィン』との関連を依子さんの復活に位置づけてあったり、
肌理細やかな取材が反映された番組でした。


ETVワイド ともに生きる『働き盛りのがん』(2006年4月8日 公式HPにリンクです) 
ETVの番組に出演したときの記録です。
やはりがんの闘病体験を持ち、また共演経験もある小堺一機さんが司会。


そして、これは番外編というか…
依子さんからは「ちょっと、なんでこれが入ってるの?」って言われそうだけど、
素顔が一番!(お宅訪問:洞口依子の自宅)』(1999年11月6日)。
『子宮会議』のファンにはカッパくんのファンも多いので(笑)。
なお、結成直後のパイティティ(デュオ時代、って書くとチェリッシュみたいだな)が
初めてメディアにベールをぬいで姿を現わした番組でもあります。



続いて、新聞や雑誌などで紹介されたものからセレクト。


朝日新聞夕刊「旅する絵本 洞口依子さん『動物会議』」(2007/9/27)


シリアスな内容を持つ『子宮会議』ですが、
このタイトルにこめた依子さんの思いも素敵です。
読みましたよね、ケストナー。
 
画像をクリックすると、記事が読めます。

読売新聞『一病息災』(2007年8月5日)
全4回のコラムです。短いながら、何が起きてどう立ち向かって、いまどうなのか、言葉を選ぶセンスに惚れます。
 
画像をクリックすると、記事が読めます。


『なんだかんだの、病気自慢』 (「クロワッサン」誌2007/10/10号No.719)

比較的軽いタッチで書かれたコラムですが、そのぶん、比喩などの重さが響きます。
 
画像をクリックすると、記事が読めます。


「結婚、出産、転職、病・・・人生のブランクが私を変えた」(『Grazia』2007年11月号)
 
美しい写真・・・
 
画像をクリックすると、記事が読めます。


「洞口依子 おつかれさま」(夕刊フジ 2007年9月〜2008年11月)

闘病だけがテーマではなく、むしろそれ以外のトピックのほうが多いです。
でも、ここで取りあげないのはあまりにも不自然。
重いものを背負いながらそっと人の肩に手を置く感じです。
誰にでもそれができるわけじゃないと思います。

(こちらの画像は最終回のぶんです)

画像をクリックすると、記事が読めます。


「今知っておきたい子宮頸がんのこと。」(『Saita』2007年10月号)

小麦色に日焼けした肌と満面の笑みが健康的でまぶしいです。これも宮古島帰りですね。


画像をクリックすると、記事が読めます。


それから、吉田豪さんがこの本を激賞するTBSラジオ『コラムの花道』(2007年6月25日)の音源(MP3)。必聴です。
http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/files/st20070625.mp3

吉田豪さんはインタビュー集『元アイドル2』(ワニマガジン社 ワニマガジン社 ISBN-10: 4862690130 )に、
洞口依子さんへのインタビューを収録されているので、こちらも強力におすすめ。
 


そして、当サイトでの洞口依子さんインタビューpt.2(2008/8/3)からも、この本についてのコメントを抜粋します。(全文はこちら

男として読むと、わからないことはありますね。
で、なんでわからないんだろうって、考えるんです。
 

「男と女はちがうから、しかたないですよ」

で、やっぱり、読み物としておもしろいんですよね。

「うれしいなぁ。 あれを書いているとき、私には何かが憑依しているような状態で。
誰も私にこわくて触れないような感じで。 『ひとり安田講堂』(笑)」

(笑)篭城してたんですか。

「もう、パソコンの周りは瓦礫の山。資料に書きなぐった紙に、呑みかけのお茶・・・殺気立ってたみたいです」

(中略)

『子宮会議』ですごく好きなフレーズに、「私はもうどこかで闇を見切ったのかもしれない」というのがあるんですが、
あれは本を執筆していくなかで、自然と思うようになった感慨なんですか。

「実体験ですね。
月の上を歩いているような感じ。
穴ぼこがあちこちにあって、深いのもあれば浅いのもあって、
落っこちたりもするんだけど、意外と心地よかったりもするじゃないですか」

とりあえず、隠れ家にもなる。

「そう。 こわいばっかりじゃない
…『闇を見切った』という言葉だけじゃすまないこともまだいろいろあるんだけど、
それはもう読んで想像してもらいたいですね」

あの言葉があることで、ぼくのような同じ病気の経験がない人間もわかるんですよね。
生きているうえで闇ってのは絶対にあるし。

「あるよ。 生きてりゃ。
とくにこういう世の中になっていると。 自殺する人が増えるのもね。
そうなる気持ちを、私も味わったことあるし。
その瞬間には、次の瞬間のことすら考えられないの。
でも、あんなに痛い思いをして苦しい決断をして生きようとしたことが、そこで死んだら…なに?って」

それに、最近の依子さんからは、以前にはなかったものが感じられるんですよね。
強くなったようにも見えますし。

「強くはないんだけど」

人を許せる強さというか…

「あぁ、やっぱり。 勉強したんだよね。 人にぶつかって生きてきたから」

失礼ですけど、昔の洞口依子さんより、いまの洞口依子さんにこうしてお話伺っているほうが、
ぼくは嬉しいです。
昔の、あれはあれで、いいんですよ。 でも、いまのほうがいいですよ。

「飾らないで生きていこうと思うようになったことも、病気して後だね。
飾らないことのたいへんさってのもあるけどね。 内面の勝負だから」

病気でいろんなものを失くしたりしたけど、得たものもあったということでしょうか。

「うん。 言葉でははっきりとは伝えられないけれども、いまの私を見てくれればわかると思う。
女優業でも、執筆でも、パイティティでも」




『がんサポート』誌に連載のエッセイ「紅珊瑚のブレスレット」も、紹介します。
これは、依子さんが『子宮会議』を上梓したあと、宮古島へひとり旅に出たときのことを中心に記したものです。
『子宮会議』の続編として詠み始める楽しみもありますが、完全に独立した読み物としておもしろく、胸を打ちます。
自然の光や色やにおいが、旅先で出会う人々の表情とおなじくらい豊かに伝わり、
波のリズムのようにゆったりした心地よさもあって、読んでいると旅に出たくなります。
ホントに素晴らしいエッセイです。 単行本化を乞います!
 


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