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洞口依子さん(ukl, vo, toy-p)に訊け!
パイティティにメールでインタビュー!part3  洞口依子さん(ukl, vo, toy-p)




洞口日和」という依子さんのファンサイトを立ち上げるとき、
決定的な後押しになったのが、パイティティの音だったんです。
たとえばあれがぜんぜん別の、スタンダードなどを手堅く演奏するバンドでも、
それはそれで私は楽しんだと思うし、パイティティには実際そういう要素もある。
でも、それだけじゃなかったんですよ!完全に、心地よく裏切られました。
依子さんの、クリエイティヴなアンテナというのかな、
それを音楽の形で初めて聴いた喜びが大きかったし、
なかなか輪郭のとりにくいこともある彼女の魅力が、
こんなに可愛くいたずらっぽい音として像を結んで鳴っていることが
なによりうれしかったのです。

いかんな、筆が走っていってしまう。
ともかく(苦笑)、
メンバーの中でも、インタビューやアンケートには特に慣れているはずですが、
お読みいただくと、すごく楽しんで答えていただいているのがわかります。
この「おもしろがりかた」「楽しみかた」は、
依子さんが、パイティティが、奏でる音ひとつひとつにも聞こえますよね!
 


 最初に手にされた楽器はなんでしたか?

 洞口依子さん 「おもちゃのピアノ。
それじゃ満足出来ず、幼稚園の頃、
 仙台七夕まつりで観たエレクトーンのデモンストレーション演奏を観て
「あれ買って!」と親におねだりしたら、ホントに買ってくれて
 それから8年くらいエレクトーンやりました」

 
どういういきさつで パイティティは結成されたのですか?

 洞口依子さん 「最初ウクレレを手にしたのは、アタシの誕生日に来てくれた
 関口和之氏からのプラスティックウクレレ。
 その時、画伯もいて、なんかやれたらいいねぇって。
 画伯は中学生の頃からギターやってたので
 そろそろ石田画伯B面の音楽活動をやりたがっていた頃だったんだと思います。
 で、どんなのやる?ってビートルズとかカバってたような。
 で、名前どうする?って。
 画伯が過去やってたバンド名聞くと
「石田バンド」とか「どんぐり帝国」とか、わけわかんない(笑)。
 で、オッパイとティンティンでパイティティだぁ!って酔っぱらって盛り上がって。
その時横にいた葛西が「それじゃゴンチチみたいだぜ」って言うので
益々いんじゃないかと思いました。
 紅茶とパイが好きなので、イギリス風に一切れのパイに二杯の紅茶という意味も含まれてます。
なので最初はpaiteateaでしたが
 パイティエティエと読まれてしまうので、paititiにしました。
 もちろん、パイチチと読まれてしまう恐れはありますが
 早くうたばんとかHEY!HEY!HEY!などに出てつっこまれたいとこでもあります(笑)」

パイティティの音楽を国に例えると、どこの国でしょう? 
 
洞口依子さん 「架空の国。国というよりマヌーシュ。国境のないひとたち。
方々練り歩くマヌーシュ」

 
  では、学校の科目にたとえると? 
 
洞口依子さん 「ホームルーム。
全然話し合いがまとまらない、そんな感じ。
『はい、みんな聞いて〜!』とか誰か言うけどみんな好きなことしかやらない。。

画伯は議題を出しながらも何故か何皿もカレーばかり食べている人で、
何故かフランケン斉藤さんは、サックスを片手に画伯相手に真面目なカレー談議をしていて、
アタシはパヤッパヤーズ女子部でイロコイなおしゃべりばかりしていて
ファルコンは女子部姉ちゃんたちに可愛がられるのら猫みたいに、
そばで無口にギターばかり弾いていて
坂出さんはカレーにくらいつく画伯のそばで
なにやら録音のマニアックな話しを延々してて、
ハモニカのなつき君は画伯のカレー食べてる姿を驚いた眼差しで観てて、
クリスは女子部の周りでさーたーあんだぎーを食べてて
中西さんは無口なファルコンのギターにあわせてバイオリンを窓辺で弾いてて、
プラハがいきなり女子部の中で踊り出して
薫さんはそれをニヤニヤ後ろで眺めている先生です。 
なんら話し合いなどまとまらず
結局みんなで音楽やっておわります」

 
 パイティティに参加して一番ためになることはなんでしょう? 

洞口依子さん 「度胸がつきます。あとみんなの笑顔が観られるとこ」

逆に、あなたがパイティティの音、キャラクター、打ち上げその他もろもろに
貢献していることはなんだと思いますか?
  
 
洞口依子さん  「一応広報担当なんで、世間的な露出アウトの部分でしょうか。
音的には足引っぱりまくり。打ち上げではただ飲んでるだけです」

ウクレレ以外に弾ける楽器を教えてください。 
 
洞口依子さん 「なんだろう。エレクトリックギターをやりたいです。
ファルコンより超絶なテクでみんなをあっといわせてみたいです(笑)」

ウクレレのどういうところに魅力を感じますか?

洞口依子さん 「猫みたいなところ。
限界の中で限界までやれるところ。
小さいとこ」

ライヴで緊張することって、あるんですか? 
 
洞口依子さん 「多々あります。指が震えてます(笑)」
 
そういうときによく効くのはなんですか? 
 
洞口依子さん 「最近は自分の中心核で神んちゅの言葉を輪廻させます」

憧れのミュージシャンをパイティティにゲスト出演させられるとします。
ノーギャラで誰でも呼べるなら、誰がいいですか?  
 
洞口依子さん 「レスポール爺。
ロンドンフィル」

すでにいろんな楽器が参加しているパイティティですが、ほかにフィーチャーしたい楽器はありますか。   
 
洞口依子さん 「メロトロン」

最近はまっているミュージシャンは誰ですか? また、その魅力を教えてください。 
 
洞口依子さん 「相対性理論。興味ワクワク。
M。ボーカルといいギターといいとろけます」

 では、最近はまってる、音楽以外のアーティストは?
 
洞口依子さん 「とくに相変わらずです」

パイティティが雇われて乗り合わせた船がタイタニック号だったとします。
今まさに沈没してゆく船。 さぁ、最後に演奏するレパートリーはなんでしょう? 
 
洞口依子さん 「グラッセマヌーシュ。何度も高速演奏」
 
  今後のパイティティにとって、なにか課題があるとすれば、なんでしょう? 
 
洞口依子さん 「休養」
 
あなたにとってパイティティとは?   
 
洞口依子さん 「さぁなんでしょう。楽しい楽団。マヌーシュなやつら」
 
 ご協力
いいただいてありがとうございました!



依子さんがよく口にする言葉に、
「パイティティは大人の文化祭」というのがあります。
このQ & Aでも、学校に関する話題での弾けっぷりが目を惹きます。
ホント、ひとつのクラスにこんな人たちが集まってたら、
どんなワクワクする学校生活だろうと思います。
『スクール・オヴ・ロック』かよ!

レス・ポールやロンドン・フィルと共演してもらいたいなぁ。
ジャネット・クラインとのデュエットなんて、できないのかな。
そんな想像もまたワクワク。

パイティティの夢の種蒔く「夢の人」、そんな洞口依子さんです。


こちらのインタビューも併せてお楽しみください)

(写真を快くご提供くださったnao氏、ありがとうございました!)

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