石田画伯（ukl, g, vo）に訊け！
パイティティにメールでインタビュー！part4 石田画伯（ukl, g, vo）
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石田画伯（ukl, g, vo）に訊け！
パイティティにメールでインタビュー！part4 石田画伯（ukl, g,
vo）
石田英範さん。パイティティの創始者であり、ソングライターです。
とにかく、お話をしやすいかただし、わかりやすく説明していただけるし、
その説明がなによりおもしろい。
そのおもしろさと語り口に、私がつい見落としてしまうのが、
画伯のエッジの利いたロックなセンスです。
いや、それを自然と嗅ぎわけるから、このかたの曲が大好きなのかな。
「パイティティに参加して一番ためになることはなんでしょう？」
という（かなり）困った質問も、画伯のお答えに救っていただきました！
こういう言葉をサラッとおっしゃるところを、尊敬いたします。
パンクが登場したとき（'70年代末期）、どう反応されましたか？す ぐにのめり込みましたか？
石田画伯 「高校２年の時に直撃。
楽器がうまくなくてもこんなカッコいいロックが出来るんだとビックリ仰天した。
同級生のバンドが一斉にパンク・ロック・バンド
に変身したのも驚きだった。
ロックはトータル・デザインなんだと実感」
石田画伯 「軽くて持ち運びが容易なところ。
コロコロッとした音が出せたとき、可愛くて笑っちゃう」
ウクレレに使用してみたいエフェクターはありますか？
石田画伯
「現存する全てのエフェクターを通してみたい・・・、
で、ほとんどやってみたけどウクレレの音に聞こえなくなっちゃうから、
今のところリバーヴだけにしてます。
それよりもウクレレに自動チューニング・マシンを付けたいな。
（Gibsonのロボット・ギターに付いているやつです）
パーフェクト・チューニングでワンステージ演奏するのが夢」
ライヴで緊張することって、ありますか？
石田画伯 「ある・・・してないつもりが、相当してるみたい。
（いや、リラックスしながらも程よい緊張感で演奏するという感覚を忘れてしまったのかも）」
そういうときの対処方法は？
石田画伯 「パヤッパヤーズの笑顔を見るとホット安心。 癒されます」
最近はまっているミュージシャンは誰ですか？その魅力を教えてください。
石田画伯
「最近なかなかハマれるミュージシャン（音楽）が見つからないんですよ。
ちょっと良いな・・、ぐらいじゃなくてドワーッとなるのが見つからない。
そもそもESQUIVEL先生はだ〜い好きです。
高い完成度と、その結果のゆるゆるさがたまらない魅力。
音のデザインが気持ちいんです」
では、音楽以外のアーティストでは？
石田画伯
「何度読み返しても、星新一のショート・ショートは実に素晴らしい。
赤瀬川源平（尾辻克彦）の文章も同じで、
難しい
漢字を一切使わずに伝えたい何かが伝えられる達人ですね」
パイティティでカバーしてみたい曲またはアーティストはいますか？
石田画伯 「ギルバート・オサリバンの『アローン・アゲイン
（ナチュラリー）』。この曲は本当に美しい。
(＊管理人：http://jp.youtube.com/watch?v=8FR6iZ7EtbU)
オレが音楽オリンピックの審査員なら９９．９９
を付けますね。
この曲に１００％インスパイアされて作られた
「ラ・ブーム」（一作目）のテーマ「REALITY」も、
美しいですね。
(＊管理人：http://jp.youtube.com/watch?v=KDjDYap-_X8)
「ラ・ブーム２」のテーマも大好きです。
(＊管理人：http://jp.youtube.com/watch?v=cT8mugXwjaE 『パイプス・オヴ・ピース』期のポールっぽくもありますね)
他には１０cc
の「アイム・ノット・イン・ラブ」
(＊管理人：http://jp.youtube.com/watch?v=TEUFdy0ELas)
これにパイティティのライヴ・レパートリーでおなじみの
「イン・マイ・ライフ」や「スキヤキ」を入れて、
ウクレレ２本の魅力満載なカバー曲集を早いうちに出したいです。
アルバム・タイトルは『ヒポポタマス』by
パイティティ」
パイティティに、ほかにフィーチャーしたい楽器はありますか。
石田画伯 「まあ、ノコギリ・バイオリン入れて『眠れないオバケのためのララバイ』
なんて曲を作りたいけど、
でも本当はフルオケで、指揮棒振って録音してみたいかな。
ウェット・サウンドなロンドン・フィルでお願いします。（笑）」
憧れのミュージシャンをパイティティに
ゲスト出演させられるなら、誰がいいですか？
ギャラのことは考えないで。
石田画伯 「ギルバート・オサリバン：キーボード
ドノヴァン：アコースティック・ギター
もちろん、この二人のバック・コーラスが随所に
出たり引っ込んだりするのが目的なので、
メロディー・ラインの強いオリジナル曲で昇天してみたい」
石田画伯 「オリジナル・コンセプトのまま「ピクニック」を
レス・ポール先生と・・。
先生はジャンゴ・ラインハルトの大親友だったから、
「パリのアベック」も魂こめてサクッと一緒にやりたいなぁ」
パイティティの音楽を国に例えると、どんな国家でしょう？
石田画伯 「パイティティ・キングダム。
『パイティティ王国のテーマ』って曲も既にある
んですよ〜。
オレ、テーマ曲好きなのかも」
では、学校の科目にたとえると？
石田画伯 「創作の段階では音の「図画工作」や「数学」だけ
ど、
作品を世に出す段階では「国語」と「社会科」の教科書がドサドサっと乗っかって来る。
発表会は、なんか「体育」っぽい」
パイティティのメンバーが劇映画に主演するとします。
それぞれの役柄を想像してください。
石田画伯 「こういった話は呑み会の席などで良く出ましたね〜。
やればホントに出来ちゃうかも？・・なのです。
『魅惑の飛行惑星パイティティ』C〜E級 Sci-Fi
ムービー。
退屈するぐらい平和なぬるま湯温泉飛行を続けて
いる惑星パイティティ号に、
突如危機が訪れる・・。
よーりー：パイティティ王国の女王
／他の惑星に
立ち寄るとすぐ宇宙人に洗脳されちゃうが、
逆に宇
宙人を洗脳することも・・、しかし・・・。
ヨシヲ：宇宙ギンザのママ
ミカちゃん：ユニゾンで喋る双子の美人精神科医
薫さん ：ミスター・スポック
ファルコン：緑の宇宙人
クリス：赤の宇宙人
坂出さん：研究室にこもりっきりの博士
斉藤さん：フランケ・ザッパ牧師
夏樹くん：ハモニカ惑星のファンキー坊主
ヨシミ：軟合金ロボット「ジョーズ・ハーパー」
ナオ：落ち着いたナレーション（女版・石坂浩二な感じで）
石田：脚本と監督だよ（笑）
原口さん：特殊造形してくれるかな？（笑）
早志＆本田ちゃん：がっちり撮影（笑）
SFX：ルーカス・フィルムにいる友人デロリアン（笑）」
タイタニック沈没に乗り合わせてしまったパイ ティティ、
最後に演奏するレパートリーはなんで
しょう？
石田画伯 「パイティティ・エアラインズのテーマを演奏すると、
雷とともに空からパイティティ号（サンダーバード２号でもいい）が救助しにくるかも・・。
すべての楽器が沈んでも口がある『パ〜ヤ〜・パ〜ヤ〜ヤ・パッパヤ〜・・〜
』」
ご自分がパイティティの音、キャラクター、打ち上げその他もろもろに貢献していることは
なんだと思いますか？
石田画伯 「パイティティという遊び場を建設したこと」
パイティティに参加して一番ためになることはなんでしょう？
石田画伯 「ためになることが見つかった瞬間に次に行っちゃう」
洞口日和からの質問です。
パイティティにおける洞口依子さんの存在とはどういうものですか？
石田画伯
「音楽を一緒にやってみたくなる初期衝動そのもの。
モチーフのような存在でもある。
お互いに持ってる引き出しを、空けたり閉めたりすることに
飽きのこない保証を感じる人」
今後のパイティティにとっての課題とはなんで しょう？
石田画伯 「カレーに例えれば、あまり煮詰めすぎて味を壊さないようにすること」
あなたにとってパイティティとは？
石田画伯 「ムフフッ、次ぎは何しようかな・・と、
たった２本のウクレレで始まった空想科学音楽で遊べる綜合芸術体験の場な〜んてね。
MORE PAITITI, MORE
LIFE」
ご協力いいただいてありがとうございました！
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夏のイベントがひと段落してお疲れのところを、わざわざお答えいただきました。 |
(写真を快くご提供くださったoku氏、ありがとうございました！)
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