伊藤薫さん（Dr, Perc）に訊け！
パイティティにメールでインタビュー！part 1 伊藤薫さん（Dr, Perc）
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伊藤薫さん（Dr, Perc）に訊け！
パイティティにメールでインタビュー！part 1 伊藤薫さん（Dr, Perc）
パイティティの男子組、その魅力を少しでもお伝えしたいと、
お忙しいなか、メールでアンケートにお答えいただいたのがこの企画です。
パイティティのライヴを体験されたかたなら、
ステージの奥のほうから、心地よく温かい風が客席にまで届くような、
そんな安心感を感じたおぼえがあるでしょう？
そういうとき、ふと見ると、ドラムの伊藤薫さんのメンバーを見守る視線があります
（吹きだしそうになっていることもある！）。
この、80年頃のラウンジ・リザーズがメンバーに欲しがるんじゃないか
と思うくらいクールな薫さんの、そのカッコよさにちょっとでもあやかりたく(笑)、
いろいろ質問させていただいたのですが・・・
甘かった！
私なんぞにはとても及ばない、深〜いセンスに満ちたお答えにうなるばかりです。
最初に手にされた楽器はなんでしたか？
薫さん 「ピアノです」
どういういきさつで パイティティに入られたのですか？
薫さん 「いつ頃だったかは記憶がないんですが、石田くん家へ遊びに行った時に
今こんな曲作ってるんだって聴かせてくれたくれた「パリのアベック」 に
私の習性で即反応して手近な楽器でリズムを刻んだのがきっかけですね。
今思えば私の習性を良く知っていた石田くんの策略だと思います(笑)
その時に録音した音はアルバムに入ってるんですよ！」
あなたがパイティティの音、キャラクター、打ち上げその他もろもろに
貢献していることはなんだと思いますか？
薫さん 「貢献はしてませんが体に例えるなら足ですか？」
これまで経験されたバンドやセッションと、パイティティが「ひと味ちがうぜ！」と思われる点はどこでしょう？
薫さん 「あの独特のゆる〜い感じが他とは全然違いますね」
そんな パイティティの音楽を国に例えると、どこの国でしょう？
薫さん 「トリニダード・トバゴあたりかな？」
では、学校の科目にたとえると？
薫さん 「物理？」
パイティティに参加して一番ためになることはなんでしょう？
薫さん 「ためになるかどうかはわかりませんが、最高に楽しめます！」
薫さんは、ライヴで緊張することって、あるんですか？
薫さん 「ほとんどありませんが、緊張ということを意識してないだけかも？ 」
では、いちばん 緊張しているのは誰ですか？
薫さん 「石田くん！！！！」
「真夏の夜の夢スペシャル」のとき、薫さんはピアニカ片手に「キャラヴァン」を歌われましたね。
あの曲をとりあげ、歌うにいたったいきさつは？
薫さん 「プラハが踊る曲を考えていたら思いつきました。思いついたついでに
唄ってみようと思っただけですね。唄ってみて細野さんの偉大さを
思い知りました！
」
パイティティでカバーしてみたい曲またはアーティストはいますか？
薫さん 「黄昏のビギン、ブルームーン、The
Rutlesの曲ならなんでも」
薫さんの憧れのミュージシャンをパイティティにゲスト出演させられるとします。
ノーギャラで誰でも呼べるなら、誰がいいですか？
薫さん 「バンダイク・パークス（アレンジャーとして）、Rei
Harakami、Janet Klein、
高田漣 、Billy Martin、John Medeski(MMW)、佐野聡
今は亡きSimon
Jeffes（Penguin Cafe Orchestra）
まだまだいますが、いまのところ思いつくのはこの方々かな！ 」
すでにいろんな楽器が参加しているパイティティですが、ほかにフィーチャーしたい楽器はありますか。
薫さん 「チューバ、トロンボーン、アコーディオン、メロトロン」
薫さんが最近はまっているミュージシャンは誰ですか？ また、その魅力を教えてください。
薫さん 「 Jason EdwardsのBourbon / Ouestという曲にはまっています。
怪しげなサウンドに気だるい歌、アレンジ最高！
Anja garbarek
http://www.anjagarbarek.com/main.html
サウンド、ビジュアル今もっとも気になるアーテイストです」
では、最近はまってる、音楽以外のアーティストは？
「輪派絵師団
http://rinpaeshidan.jp/about/index.html
Howard
Finster
http://images.google.com/images?q=Howard+Finster&ndsp=20&um=1&hl=ja&client=safari&rls=ja-jp&start=0&sa=N
Michael Arias（マイケル・アリアス）アメリカ人CGクリエイター、映画監督
Peter
Callesen デンマークの切り絵アーティスト
http://images.google.com/images?client=safari&rls=ja-jp&q=Peter+Callesen&ie=UTF-8&oe=UTF-8&um=1&sa=X&oi=image_result_group&resnum=1&ct=title
Mark Ryden
http://jp.youtube.com/watch?v=K2HR7ERb-Q8
」
映画とも関係の深いパイティティですが、バンド全員で劇映画に主演するとします。
それぞれの役柄を想像してください。
ヨーリーはとある芸能プロダクションのやり手女社長でファルコンという
新人ギタリストをどう売り出すかで思い悩んでいる？
ファルコンは才能はあるんだが自分をどう表現したらいいのか苦悩していて
プロダクションの社長ヨーリーにいつも怒鳴られながらギターの練習を
事務所の片隅でやっている。
坂出さんはそのプロダクションに以前所属していたがヨーリーと喧嘩別れして
フリーで成功をおさめていて時々ヨーリーの会社に遊びに来てはファルコンに
早く独立しろよってそそのかしてヨーリー社長にどやされている。
私はそのプロダクションの１階の喫茶店のマスターです。
その喫茶店の常連が石田くんかな？
想像力無くてごめんなさい」
パイティティが雇われて乗り合わせた船がタイタニック号だったとします。
今まさに沈没してゆく船。 さぁ、最後に演奏するレパートリーはなんでしょう？
薫さん 「CHACHACHA
ISLAND」
これは「洞口日和」からの質問なんですが、
パイティティにおける洞口依子さんの存在とは、どういうものですか？
薫さん 「得体の知れない種！」
今後のパイティティにとって、なにか課題があるとすれば、なんでしょう？
薫さん 「MC!(笑)」
では、薫さんにとってパイティティとは？
薫さん 「楽園！」
ご協力いいただいてありがとうございました！
最初、せめて私のわかる範囲で音楽の話だけでも注釈をつけようかと思って、
「イトウペディア」なるページを別枠で用意したのですが、
それは非常に野暮なことだと痛感いたしましたので、
読まれてご興味を持たれるままに、wikiなりなんなりでお調べください
（ただ、すぐにヒットしないものもあるんですよね〜）。
中盤の架空の映画バナシが最高ですよね。
薫さんの幅広い興味と知識、そしてさりげないユーモアのセンスが、
パイティティの音になって楽しませてくれる部分は大きいでしょうね！
薫さん、いつも心を、体を躍らせてくれて、ありがとうございます！
(写真を快くご提供くださったoku氏、ありがとうございました！)
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