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Paititi News

ここは、過去記事(〜2007/8/1)の倉庫です。
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 ★パイティティとは

Paititi(パイティティ)は、洞口依子さんが、映像作家の石田英範さんと組んだウクレレ・インスト・ユニットです。
もともと、サザンオールスターズの関口和之さんが、依子さんのお誕生日にウクレレを披露なさったのが事の始まりだとか。
1999年に、依子さんと石田さんが、関口さんのアドバイスでユニットを組み、それが現在のパイティティにつながっているようです。

「パイティティ」とは、ペルーにあると言われていた伝説の黄金郷らしく、「アヴァロン」に対抗して「パイティティ」か!と思いきや、
この名前を思いついたのは、男女なので、「パイ」と「ティンティン」という言葉が自然に(なんで!)浮かんだのだとか。
また、1個のパイに2人ぶんのティー、というふうにも解釈できるようです。
私は、英語でtit(ティット)が「おっぱい」の俗語、幼稚語なので、日本語の「パイ」と並べたのかな、と思ってしまいました。

昔から、ユーモラスな名前のつくバンドは、概してセンスがいい場合が多いですが、パイティティもその例にもれず、
とってもユニークで洒落たウクレレ音楽を演奏します。

正直、最初に依子さんがウクレレを演奏されると聞いたときには、スタンダードなどのカバーかな、と思っていました
(それでも、じゅうぶん、私は聞きたいですが)。 しかし、その予想は完璧に気持ちよく裏切られました。
女優としてもひと筋なわではいかない個性の持ち主で、音楽の趣味も本当に幅広い依子さんのこと、
ここでも、ある意味「オルタナ・ウクレレ・ミュージック」と呼べるくらい独特の魅力を持った音楽を生み出しています。



もう一度確認、パイティティ 8/4ライヴ 

台風がどう影響するのかわからないのが(非常に個人的に)懸念される週末ですが、
近づいてきました、8/4(土)のパイティティ・ライヴ・デイ。
もう一度おさらいしておきましょう。

まず、13:00−13:30渋谷アップルストアにて、インストア・ライヴがあります。
こちらは無料です。同店では、これで2回目のライヴになります。

前回のライヴの模様は、パイティティのHP内「CLUB PAITITI」で視聴できます。
また、同内容はyoutubeでもアップされています。
http://www.youtube.com/profile?user=doguchibiyori
↑は私のページで、ほかの洞口依子さん関連の動画もまとめています。 

 続いて夜の部、「真夏の夜の夢」は 同日17:00〜20:00に
渋谷「
DERORI」 で行われます!
こちらはすでに完売。

 夜の部の当日の予定は、
パイティティ・ウクレレライブ、
依子さんの『子宮会議』リーディング、
サイン会、
本&CD販売、
トーク、
お楽しみギフト抽選会、
 その他スペシャル・ゲストなどなど…


ではでは、当日までに万全の調子を整えて・・・

 
★おフランスから愛をこめて、ざます。

youtubeネタが続きます。
以前にも、youtubeにアップされているパイティティのライヴ動画に
アメリカ人のおじさんから反応があったと書きましたが、
また新たに外国からのお客様が入ってますね。
今度は、フランスのかたです。
以下がそのコメント。

 
Hi to everyone in Paititi.
パイティティのみなさんへ、

Thanks for sharing these awesome videos.
こんなに素敵な動画をあれこれアップしてくれてありがとう。
Your music is so great and brings some kinda happiness.
あなたたちの音楽は最高ですよ。なんかとってもハッピーにさせてくれる。
Pure pleasure, that's what is all about.
まぎれもない「楽しい気分」、そのひとことにつきる。
I'm looking forward to see your smiling faces again.
あなたたちの笑顔、また見せてよね。

Greetings from France. Hope to see you here someday.
フランスからの便りでした。いつかこっちで会えるといいなぁ。

François
フランソワ


これで、アメリカ〜フランスと、アトランティック・クロッシングは決まりですねぇ!
パイティティがフランス行くなら、私も行きたい!

 
★ ロード・トゥ・ナミノウエ

(どのコーナーに入れたものか思案したすえ、ここにアップしますね)

依子さんのHP『のら猫万華鏡』に、
「ロード・トゥ・ナミノウエ」と題されたエッセイがあります。
この中で、「ロード・トゥ・ナミノウエ」という古い45回転レコードについて触れてあります。

mixiで知ったことですが、『マクガフィン』の當間早志監督が、
このレコードをめぐるミニ・ドキュメンタリーを制作されました。
洞口依子さんとも縁の深い、やちむんというバンドの奈須重樹さん
(『パイナップル・ツアーズ』にも参加され、洞口依子さんにブルースを捧げたかた)が、
このレコードを聞くため、レコード・プレイヤーを手にレストランを訪れる内容です。

youtubeで
こちらにアップされてあるので、ぜひご覧ください。
一言も叫んでいないのに、ズシリと重みが伝わる好編です。

このレコード、「ロード・トゥ・ナミノウエ」の歌詞を、
不肖私が聴きとりましたので、ここに書いておきます。
できれば、最後に流れる曲とともに、味わってみてください。

Road To Namanui
(「ナミノウエ」が英語で「ナマヌイ」にくずれている)

I'll get back to Namanui, that's where I'm bound.
(ナミノウエに帰ろう あの場所をめざして)
Ain't no one here that'll listen to me, so that's where I'll be found.
(ここではもう 誰もぼくの話を聞いてくれない ぼくはあそこを居場所にするよ)
It's a long long way, but I don't mind,
(長い長い旅になるけど だいじょうぶさ)
there's someone there I've gotta find. 
(そうさあそこにはきっと ぼくがめぐり会うべき人がいるんだ)
I'm goin' back to Namanui, one more time
(だからナミノウエに帰るよ もう一度)


★ Derori館でつかまえて

というわけで、さっそく依子さん経由で、『真夏の夜の夢』予約状況が伝わってきています。
いちばん乗りは、osa_changさん!よっ、先陣!

会場となる
DERORIですが、そのロゴを見ただけで足が勝手に向いてしまう人もいるでしょう(私だ)。
『ロッキー・ホラー・ショー』のロゴを連想させるロゴです。
内装の画像、BGMとしてリストアップされているアーティスト(D.ボウイ、S.ゲンズブール、B.フォンテーヌ…)
を見ていると、ワクワクしてきます。

今回のライヴはドレス・コードはないのかな。
仮装パーティにするとか!
よけいなこと言っちゃったかな?

 
★ 詳細決定!
パイティティ・エアラインズ Presents 『真夏の夜の夢』

ついに決まりました。パイティティこの夏のイベント。

まず、2007年8月4日(土)13:00−13:30
渋谷アップルストアにて、インストア・ライヴ!

続いて夜の部
「真夏の夜の夢」は
 同日17:00〜20:00に
渋谷「
DERORI」 で行われます!

 チャージは、6500円(夫婦割引12000円アリ)で、お食事&お飲物付き。

当日の予定は、
パイティティ・ウクレレライブ、
依子さんの『子宮会議』リーディング、
 サイン会、
本&CD販売、
トーク、
お楽しみギフト抽選会、
 その他スペシャル・ゲストなどなど…

すごいじゃないですか!
スペシャル・ゲストって誰なんだ!ニャーリーか?

まさに「真夏の夜の夢」!
あなたはバラ、ぼくは蝶〜
ま・な・つ・の・よ・る・の・
ゆぅめぇ〜!!!

(↓後世の記録のため、消さずに残しておきますね)
搭乗券(チケット)は、先着順25名までということです(…)。 

 応募方法
7月14日(土)23時より、
   
http://www.paititi.tv/ 内のメール・ボックス、
      または、パイティティ・エアラインズ:
contact@paititi.tvまで、
      件名に「『真夏の夜の夢』参加希望」と書き、
      メッセージにお名前(ブログのハンドル名も可)を書いて送信します。

      応募メールはおひとり様1通(1名様参加)ですが、
      家族参加の場合は参加希望者名と人数を書きます。

搭乗券との交換は、当日、会場の搭乗口にて。     
   当たった人には、 パイティティ・エアラインズよりメールにてお知らせのメールが届くそうです。 
 

 
★ 8/4、パイティティ昼夜2興行決定!!!
その名も「真夏の夜の宴」

パイティティライブ、8月4日(土)に決定しました。
まず昼は、アップルストア渋谷店にて
 夜は場所未発表ですが、PaititiAirLines presents 先着限定の『真夏の夜の宴』。
つまり、チケット応募ということで、これは航空会社なので当然です。
パスポート不要なだけ、ありがたいですね!

詳細は追って発表とのことです。
うわ〜、この夏はサマーツアーウォウウォウ!



★ 8/5か? 8/5でいいのか?

7月に入りました。
で、この夏のイベントなんですが、8/5(日)に集中する見込みですね。
昼にアップル・ストアで、夜は別クチでライヴ、と。

うん、これはなかなか納得のスケジュールです。
問題は、地方組が夜は「中座しょんぼり組」になる可能性がある、ということですが。
まぁ、そのへんは、各々の分別と責任で。

私はですね、8月はけっこう融通が利くんですよね、月曜日。
おまえ、来るなと言われてそうですが…

 
★ 「真夏の夜の夢2006」

私もしつこいなぁ。
でも、このタイトル、できれば据え置きにしたほうが面白いと思いますよ。

いやいや、「2006」って、べつに年のことだと断ってるわけじゃないし。
「にぃまるまるろく」という数字を並べただけ、でも通用するし。

おもしろくない冗談はさておき、
8/13に都内、という可能性が大きいみたいですね。
けっこう予定が立てにくい時期ではありますが、
依子さんはまだまだイベントの意欲をお持ちのようですから、
チャンスはいくらでもあるでしょう。

 
★ 「都内か沖縄」って…(パイティティこの夏の企画)

相変わらず、依子さんの宇宙は壮大です!
しかも今回は、ビーチ・パーリーというおいしい駒があるので、沖縄もないとはいえない。
沖縄となると、ほとんどの人は飛行機の手配が必要。シーズン真っ盛りだ!
さぁ、「都内か沖縄か」!
カッコよすぎですよ、依子さん。なんでそんなにクールなんですか。

とにかく、現段階では、8/13(くらい)に、(たぶん)都内でなにかやりましょう!
程度のゆるさでとらえておきましょう。
どっちにしても、決定情報をなるべく早めにお願いいたします。
切符と宿泊先を押さえなきゃならんので…

どうせやるなら、お楽しみ抽選会とか、ベタな企画もいいかもしれませんね。

 
★ 首里劇場の奇蹟、写真をアップ!

2007年5月5日、那覇市首里劇場で行われた通称「マクガフィン祭」の写真、
パイティティのHP にアップされてます!
おざなりな写真じゃありません。その場に行けなかった私にも劇場や雨のにおいまで伝わってきます。
これは楽しいです。メンバーとお客さん、スタッフ、そしてなにより、劇場までが笑顔。
依子さんが書かれていたこと、ホントだったんですね。

まずパイティティの
このページ へ行って、飛行機が翔けていったら、
左下に首里劇場のアイコンがあるので、これをクリックしましょう。


★ youtube でパイティティの渋谷アップルストア・ライヴが見れる!

これまでパイテイティHPでアップされていた2007年4月16日、渋谷アップルストアでのライブが、
youtubeでもアップされています。全5曲。

なお、下記URLは私の「お気に入り」を集めた箇所で、
ここに来ていただければ、依子さん関連のyoutubeがいろいろ見れます。
(『タンポポ』なども含む)
http://www.youtube.com/profile?user=doguchibiyori

ところで、パイティティの動画をyoutubeにアップしているclubpaititiさんに、
2名のお得意さんがついています。
1人は私で、これはどうでもいいのですが、もうひとり、アメリカ人のようです。
Kharmachanic("car mechanic"=自動車修理工のシャレか?)というHNで、
ウクレレ弾きのおじさんみたいですね。

これはなにを意味するかというと、こんなふうに、
これからパイティティが世界に羽ばたいて行くチャンスは充分にあるのですね。
というわけで、「パリのアベック」に英文コメントを付けてみました。
まぁ、意味は通じるでしょう。

あ〜、このサイトも英文付けたい。さすがにそこまで時間がないけど。

 

NEU!! 
★ 下北沢よーりぃ愛をこめて

特設コーナーへ移動しました→こちら




★「CLUB PAITITI」オープン!あなたも幸せのノックを!

パイティティのHPに、新たなコンテンツが加わりました。
その名も、「CLUB PAITITI」。

なにがあるのかは、ご自身で確かめてくださいね!

ちょっと入り方がよくわからない、というかたのために、
まず、
http://www.paititi.tv/ へ行きます。

次に、左下のウクレレのアイコンをクリックします
(私は、2回クリックする必要がありました。
「ダブル・クリック」ではなく、間を少し置いて2回、です)。

そうすると、TVの画面調整の絵が出て、いろんなサイトのバナーがたくさん出てきますね。
ここで、やはり2回、左下のウクレレ・アイコンをクリックしてみてください。

すると、そこがクラブ・パイティティの入り口です。
ここで、絵の右上にあるドアにカーソルを合わせてください。
そして、クリック!です。

さぁ、お楽しみください!

とても、とても幸せな気分になれました。今日は、久しぶりにいい夢が見れそうです。

それと、ツアー、お願いします!


 
  ★洞口辞書「ディクシヨーリー」 
・take off
1. 離陸
例) Paititi made a wild takeoff. (パイティティはワイルドに離陸した)
2. 脱ぐ
例)Yoriko takes off her clothes when she is truly happy. (依子はめちゃくちゃハッピーになると、服を脱ぐ)


★沖縄でクラブ・イベントまでやっちゃうそうです。

本日5/5の23時から、那覇市牧志のMAFALi CAFEで、ひょっとしたらパイティティのライヴがあるかも、
というタレコミを、ご本人がなさってますね!
ライヴのあとのアドレナリン活性状態で、依子さんも出演されるのでしょうか。
くれぐれも、「明日泣き暴走」(誤変換だけどおもしろいから採用)だけはお控えください。

 
★伝説となるか?パイティティ、衝撃のファースト・ライヴは浦添で!

なんと、マクガフィン祭りの前夜にあたる5月4日、浦添市でライブを!
沖縄のアコースティック・トリオ、やちむんとジョイントです。
やちむんの奈須重樹さんは、『パイナップル・ツアーズ』で撮影助手として参加され、なんとその機に、洞口依子さんに捧げる「杉本ブルース」(杉本は、依子さんの役名)を作られたそうです。
ギタロンのタケシさんは、パイティティの準メンバー的なかたですね。

5月4日20時
BARスカラベ 
(浦添市伊祖2丁目25-9 TEL:098-875-2771)

ストーンズだって、ワールド・ツアーのコケラおとしは小さなクラブですよ〜

 
パイティティ、youtube進出!

これでいよいよ、パイティティや『マクガフィン』の種子が、世界中に蒔かれることになりました。
今回アップされたのは、下記の2件。


http://www.youtube.com/watch?v=rXxu8bionfE (パイテイティ/「マクガフィン?」PV)

http://www.youtube.com/watch?v=0ZWlayxMBWU (『探偵事務所5 Another Story File7 マクガフィン』予告編)

なお、タグ(youtubeでのカテゴリーのようなもの)は、
ukulele、Paititi、MacGuffin、YORIKOですが、
Japanese、Alternative、indierockなどを追加すれば、
よりパイティティを気に入りそうな
(世界中の)音楽ファンが見るかもしれませんね。

なお、この動画をアップしたかたのハンドル・ネームである「Matoryomin」ですが、
これはテルミン(むかしジミー・ペイジが映画の中で得意げに使っていた電子楽器)を
マトリョーシカ(ロシアの民芸?人形)に内蔵させた楽器のことです。
「はてなダイアリー」にちっちゃな画像がありましたので、
こちら を。

ちなみに、2007年4月25日現在で、依子さん出演作の動画は、
依子さんは出てきませんが、『ミカドロイド』(53秒)(
http://www.youtube.com/watch?v=73DtFQtxz2A
と、少し映っている(明子先生!)『CUREキュア』の予告編(1分40秒)(
http://www.youtube.com/watch?v=EwJv1-FYoi8
『愛という名のもとに』のタイトル・バック(http://www.youtube.com/watch?v=SWMa6xRcEdk
があります。

あ、もう一個、これを忘れちゃいけない!『タンポポ』、ありました!
生牡蠣の最高にクールな食べ方!1分45秒から登場!
http://www.youtube.com/watch?v=vRJw7j7sm4Q



 ★4月16日渋谷アップル・ストア・ライヴのセット・リスト公開

4月17日の「がんって何様的日記」で、当日のセット・リストが解説入りでアップされています!

曲目だけで言うと下記の通り

1 パリのアベック
2 アイスクリーム・ブルース
3 ウクレレ・ランデブー
4 マクガフィン?
5 ボナペティ
(1と3は今回が初登場)


 ★パイティティ公式HPに、首里劇場でのイベント告知(フライヤー)がアップ!

2007年5月5日、沖縄首里劇場にて『マクガフィン』上映会が開催される予定。
依子さんも出席されます!
トークショウ&CD手売り販売&パイティティのライブ)!

そこで、その宣伝用のフライヤーらしき画像が
パイティティ公式サイトにアップされました。
スペシャル・プログラムには、もちろん生演奏も入ってるのですが、
個人的にツボなのは、藤木勇人さんのうちな〜落語「$そば」です!
「いま、なんどきだい?」って、ウチナーでなんと言うのでしょうか。
               

 
★「MacGuffin?」のPVが公開!
「Icecream Blues」に続き、「MacGuffin?」のクリップも
のら猫劇場2」としてアップされました!









映画の中ではサイケデリックなニュアンスで用いられたこの曲、
そうか、こういう直球でもじゅうぶん魅力ありますね!
なんか、まだまだ「だまし絵」みたいに、いろんな音の世界が広がりそうですよ、パイティティ。
あ〜、アルバムが、ライヴが、待ち遠しいです。

 
★インストア・ライヴ 無事終了!

本当は依子さんのブログに書き込むべき内容なのでしょうが、
ちょっと照れくさくて(今さら何を!)、ここなら、まぁご本人の目も届かないかもしれないし、
まぁ、万が一見られてもいいのですけど、いったいおまえは何が言いたいんだ、そう、
すごくいい笑顔のお写真がアップされてますよね。
4/16のブログに。
それを見て思ったことなのですが、
こんな笑顔ができるときというのは、
つまり、ようやくこんな花のような笑顔を取り戻せるようになれたら、
人間、なんでもできるのではないか、と。
この人は、この人をこんなふうに嬉しくさせる強い何かを持っていて、
それをこの人から引き離すことは、もう絶対できない、と思いました。
本当に、輝くことのできる人だ。
応援する必要も、もうないじゃん、とさえ思うのだけど、
応援の名を借りて、すごい人なんだ、ということを思い出させる必要ならあるかも。
すごい人なんだけど、どうもそのことをよくお忘れになるみたいなので。

 

終了
★ 2007年4月15日(日)アップルストア渋谷にて、パイティティのインストア・ライヴ(20:00〜)!

いよいよですよ〜!
私はどうしても参加することができません。「スタア不孝もの」です。
参加されるかた、どうか、レポをお願いいたします!

「のら猫情報」には、
”パイティティエア搭乗記念ステッカープレゼントあり?”
とありますが、「あり?」なので、「なし?」かも知れません。
でも、石田画伯の描かれたステッカー、欲しいですね!

しつこいですけど、石田さんのキャラクターは、ないのかな?

アップルストア渋谷は 

〒150-0041
東京都渋谷区神南1-20-9
ABC-Mart 公園通りビル
03-6415-3300

http://www.apple.com/jp/retail/shibuya/week/20070408.html

 

★ウクレレ「ラスカル」のこと。


ちょっと、ウクレレのことについて、書いてみます。

ヘタっぴいなので、カミングアウトできませんでしたが、私はウクレレを弾きます。

私がウクレレを初めて手にしたのは、1995年の3月8日。
なぜおぼえているかというと、誕生日に中古品を譲り受けたからです。
みなさんおなじみ、サクラのウクレレでした。

私はこれをポロンと弾いてみたとき、異常に感動してしまったのですね。
なんとなれば、少しミュートをきかせてカッティングすると、
硬く乾いたサウンドが出るではないか!

私は、ギターではテレキャスターが大好きです。
スティーヴ・クロッパーの大ファンです。
ザクザクと、斬りこむような、サステインのあまりない枯れた音が好きなんですね。

だから私にとって、ウクレレは、ファンキーなカッティングに理想的な弦楽器!でした。
しかも基本はオープン・チューニングです。スライド・バーだって使えるわけなのですよ!

というわけで、私はこのサクラ・ウクレレに「ラスカル」という名前をつけて、
どこに行くにも持ち歩き、それでひたすらロックンロールを演奏しました。
あ、ドローンが使えるので、インチキ・インドっぽいフレーズも考えたかな。

このラスカルがよかったのは、ちゃんとペグ(ヘッドに付いてる、弦を巻くネジ)が
ギア(ギザつきの歯車)になっていて、チューニングがわりと安定していることでした。
だからもう、いつの間にかギター・ピックなんか使うようになって、
しかも演奏する曲がT-レックスやラモーンズやチャック・ベリーなので、
動くためにストラップまでつけました。

そもそもコード・ブックがなかったので、一音ずつポジションを拾って、
自分でコード・フォームも探しました。
いくつかあるなか、できるだけソリッドなカッティングに向いたフォームを選びました。

こうなると、もう、なんのためのウクレレなのか、わかりません。
私はさらに悪ノリし、小型のマイクをボディのブリッジ近くに貼り付け、
それをディストーションやワウを通してアンプにつないで、
ベース(極力音をしぼらせた)とドラム(バスドラなし。タムとシンバルのみ)と一緒に演奏しました。
要するに、ウクレレ版「電気の武者」になりたかったのですね。

しかし、こんなことがウクレレに向いていないのは明瞭でして、
ピック・ガードのないボディは傷だらけ、
過度のピッキングによってペグ・ギアはすぐにダメになり、
挙句はブリッジが破損してしまうことになりました。

それから、フェイマス、次は知人にハワイで買ってもらったキリイと、
2本のウクレレを使用し、「電化」しようとしましたが、うまくはいきませんでした。
あ、ディストーションかけてスライド・バー使ったら、
「キャオ〜ッ」という、弱い猫が精一杯ガン飛ばしているようなトホホな音が出ますし、
アンプラグドでスライドすると、「チュン!」という鳥のさえずりみたいな音がします。

私の考え方は根本的に間違っていて、
音をひずませたらロックになる、という盲信みたいなものでした。

パイティティの音を聴いたとき、私は素直にその誤りを認めました。
あぁ、ロックというのは、ギミックではないのだな、
当たり前のことをちゃんとできたうえで、それをやるやらないの選択があるのだなと、
人生のあらゆることにも通ずる教訓を学び、
涙が頬をつたうにまかせたのでした。

さようなら!ラスカル!
もう、馬鹿な人間につかまるんじゃないぞ!

 
 ★パイティティのリハーサル風景(画像)がブログにUP!

2007年4月8日の「がんって何様的日記」(タイトル「TWO OF US」)に、
パイティティのリハ画像がアップされています。
リハ風景っていいですよね。要するにライヴの練習なわけですから。

トップにある依子さんの写真を見てみましょう。
押えているコードは、たぶんGでしょうね。フォームがギターのロー・コード「D」みたいなので。
依子さんの手前にある白い物体、最初ウクレレ用のアンプかと思ったんですが、マイクついてるし、
で、いちばん下の写真見て…おもちゃのピアノかぁ!
こういう、アップライトっぽい型のもあるんですね。知らなかった。
待てよ、ということは、ウクレレ弾いてる手を止めて、こっちを弾く瞬間があるのか!

これは、15日に見に行ける人が羨ましいですね!
ん?15日…あと何日?

ところで、歌はうたわないんでしょうか。「月影のレヴュウ」は…

 
 ★「Icecream Blues」のPV(?)がウェブ公開!

べつのページでもご案内しましたように、「洞口依子 のら猫万華鏡」に
のら猫劇場」というページが加わりました。
ドキドキしながらクリックすると、おぉ!動画だ!
私の愛する「Icecream Blues」のクリップ(武富良實監督)じゃないですか!

親しみやすさとそっけなさの絶妙なバランスが可愛いパイティティの音楽を、
鮮やかに映像化したもので、『マクガフィン』とはまたちがった楽しみかたができます。

しかし、唐突に変なこと言いますけど、
22年前に戻って、デビュー当時の依子さんに会ったら、
「あなたは2007年に、こんな素敵なことやるんですよ」と教えてあげたいくらいですね。
そして、ひょっとしたら、何十年か先の誰かが、
現在の依子さんに同じ気持ちを抱くのかもしれません。

 


★ 1st マキシ・シングル「MacGuffin」


   ← パイティティの1stマキシ・シングル「MacGuffin」(3曲入り)→  
ハイラブ・レコーズ
品番:HLR20071
税込 ¥1,000


自分で探しきれなくても、「品番:HLR20071」で検索してもらいましょう。
というのも、パイティティの音楽は、
ウクレレを使っているからといって、ハワイアンにあらず、
ラウンジ/モンドっぽいところもあるけど、小ジャレてはいないし、
「アコースティック・スウィング」などと形容することもできますが、それだけでもない。
じゃあ、いろんなタイプの音楽をやってるかというと、見事にカラーが統一されている。
なので、CDショップ(の商品部)としても、ジャンル分けが難しいので、
「ジャパニーズ」で括ってあとは現場のスタッフ任せ、というパターンが多いです。
任された現場では、「ワールド・ミュージック」に置いたり、「ジャパニーズ」に置いたりします。
なので、大型店では探しづらいと思われますので、必ず店員さんに手伝ってもらいましょう。

また、個人経営のこだわりのショップでは、下記のお店で取扱いが確認されています(2007年3月現在)。

ハスキーレコーズ(経堂) 

ノアルイズ・レコード(下北沢) 

エル・スール・レコーズ(渋谷) 

このマキシ・シングルは値段が安いので、ついついほかに良さそうなCDも探してしまいます。
だから、お店のみなさん、パイティティをプッシュしてください。
現に私も、上記のうちのお店で、ティナリウェンも一緒に買っちゃいました!

なお、i-Tune Storeでもダウンロードできます。
 
こちらです(念のため、アーティスト名とタイトル等は、ご自身でご確認くださいね!)。

さて、この「MacGuffin」の内容ですが、これは本当にキュートで愉快で、しかも深い音楽です。

収録順に聴いていきますと、

まず、「Bon Appetit!」は、
弾むリズムに乗せて、サイレント映画の伴奏曲のような人なつっこいメロディーが繰り返され、
ジョーズハープのビヨ〜ンという音が、絶妙なアクセントになってます。
途中、鉄琴(グロッケンシュピール)と口笛の二重奏がさりげなくはさまれたり、
凝った音作りをしているのに、ぜんぜん暑苦しくないし、これ見よがしでない。
これに、とってもシンプルなベースがからんでくるのですが、これは依子さんが弾いているのでしょうか、
すごく「笑ってる」し、なにより「踊りたくてウズウズしてる」様子が伝わってくる、表情豊かな演奏です。
曲の中半、ベースがリードを取る(寸前までいく)展開も、なかなかカッコいい小わざだと思います。

「MacGuffin」は、
依子さん出演のネット発信映画『探偵事務所5 Another Story File7 マクガフィン』のテーマ曲。
リバーブのきいたギターにウクレレの硬い音が訥々とからみ、
真昼の妖しい夢物語のようなイメージが広がってゆきます。
冒頭の旋律が繰り返され、ひたすら入り口をウロウロしているかのように思えて、
いつのまにか別世界に連れて行かれてしまいます。
ここまでサイケデリックに響くウクレレ音楽を聴いたのは初めて。
なぜか、タイニー・ティムの、ほのぼのと捩れた世界の入国印が見えたりもします。
マネしているわけでもないのに。

「Icecream Blues」は、
タイトルどおりブルースふうの曲調ですが、
途中でアイスクリームが溶け出すかのように、ノスタルジックで甘いメロディーに移っていきます。
私、依子さんがTVで爪弾いているのを見たときから、この曲が好きです。
終盤のマンドリン奏法は、ウクレレのように、弦と弦の間が離れて、なおかつフレット幅が狭い楽器では、
きれいに鳴らすのが難しいんですよね。

それにしても、本当に素敵な音楽です。
人をハッピーにさせて、「これは何?」と、もっと知りたくさせ、
夢中にさせる力を持った音楽だと思います。
そんな音楽は、ジョナサン・リッチマン以来です。

パイティティは、聴いていると、マネをしたくなります。
自分も、こんなふうにおもしろいウクレレ音楽をやってみたい!と思っちゃいます。
メロディーが親しみやすいというのもあるでしょう。
でも、まだマネはできません。
なぜなら、ぜんぜん底がわれてないから。
親しみやすくて、スッと聴けるのに、つかみどころがないのですね。
間口が広くて安心してると、とんでもないところに入り込んでしまう。

私にとっては、パイティティは、ロック以外のなにものでもないですね。

もっと聴きたいです!


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