道場
当サイト「洞口日和/ 洞口依子さんを応援するページ」(http://www.yorikofan.com)では、
10/10封切の『パンドラの匣』を全面的に応援していきます。
結核療養所「健康道場」を舞台にした太宰治の「青春小説」を、
『パビリオン山椒魚』『シャーリーの転落人生』などの冨永昌敬監督が映画化。
洞口依子さんは主人公ひばりの母親役で強い印象を残します。
このページでは、『パンドラ~』封切までのさまざまな情報を逐一アップしていきたいと思っています。
★ 冨永昌敬監督より、洞口依子さんについてメッセージをいただきました!!
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『パンドラの匣』での洞口依子さんについて、「出演作解説」に書きました。 ネタバレ警報ありです。 →『パンドラの匣』解説 |
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5/21 | ★ 『パンドラの匣』道場 その26 DVD化決定! (8/4 セル&レンタル同時) ¥4,935(税込) 品番:GNBD-1149 本編94分+映像特典(30分):メイキング/舞台挨拶/予告篇 (発売元・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント) 詳しくはジェネオンの該当ページにて |
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3/7 | ★ 『パンドラの匣』道場 その25 最新の上映館情報です。
なお、新文芸座が3月9日(火)のみなのは、「気になる日本映画達〈アイツラ〉2009下半期ベストセレクション」 のプログラムとして上映されるため。 そして、沖縄の公開も早く決まるといいですね。 |
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2/25 | ★ 『パンドラの匣』道場 その24 染谷将太さんのブログに、洞口依子さんの事が書かれてあります。 →http://gree.jp/sometani_shota/blog/entry/396982458 彼のファンのかたに教えていただきました。 とてもうれしい・・・です。 ありがとうございます。 あの映画を観た人、そして依子さんのファンみなさんに読んでいただけたらと思い、紹介しました。 |
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1/17 | ★ 『パンドラの匣』道場 その23 今年に入り、公開劇場がいよいよ全国津々浦々へ拡がっていっています。 千葉、石川では先週末に公開がスタートしたところ。 今日、新にここでピックアップするだけでも、これだけの上映日が決定しました。 シネマヴィレッジ8イオン柏(2/13)、山形フォーラム(1/30)、十日町シネマパラダイス(2/6)、宇都宮ヒカリ座(3/6)、 小山シネマハーベスト(2/6)、三軒茶屋中央劇場(2/27)、津田沼テアトルシネマパーク(1/16)、静岡シネマイーラ(2/20)、 岐阜CINEX(1/30)、日田シネマテークリベルテ(2/13)
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★ 『パンドラの匣』道場 その22 公開劇場のリストを更新しました。 来年封切りの地域も増えてきましたね。 とくに、九州ではこれからです。 このコーナー、DVD発売まで続けるつもりです。 いつまたどんなニュースが飛び込んでくるかわかりません。 しかし、いちばん下までスクロール↓していってみると、「その0」が昨年の12/7ぶん。 依子さんがこの作品を撮影中、という記事から始まっています。ブログにそのことが書かれてありましたよね。 いま考えたら、そのときに「地獄先生」も撮影されたんだなぁ。 映画が撮影されてから公開されるまで。 なかなか感慨深いです。
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10/30 | ★ 『パンドラの匣』道場 その21 この作品は太宰原作ということもあってか、北のほうから公開が広まっていきました。 そして、ここにきて、11月下旬〜年末に向けての公開が固定された地方もあります。 札幌シアターキノ、12/5です。 東京では銀座テアトルシネマでも、11/7から決まりました。 静岡ではシネ・ギャラリーが12/26から。 愛知はゴールド劇場が11/28に決定。 大阪では布施ラインシネマでも11/21です。 神戸のシネ・リーブルは12/5と決まりました。 その他、日付は未定ながら、 群馬のシネマテークたかさき、 石川のシネモンド もラインナップに加わりました。 おもしろいな。仙台の人たちにとっては、「夏の最後に見た映画」なんだろうな。 そして静岡の人にとっては、「お正月映画」。 おもしろい。意味はないけど。 |
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10/24 | ★ 『パンドラの匣』道場 その20 本日、京都シネマ初日に行ってまいりました。 冨永監督の舞台挨拶がありまして、なかなか貴重なお話も伺うことができました。 客席からは、原作との違いについての質問、 そして(映画を見たかたなら不思議に思われたでしょうが)川上未映子さんの「タケさん」ボブカットの謎、 あの意外なラストに監督がこめた「思い(笑)」などなど、 ブレスの長さが独特で中味が濃い監督のお話しぶりもあって、短い時間ながら、来た人は満足できたと思います。 すでに新作に入られているとのことで、この日は、夕方にあと一回「レクチャー」がありまして、 それで東京に日帰りだったそうです。 その「レクチャー」ってのが、京都シネマでの「大島渚特集」、それも今日上映の『儀式』について、だったんです。 私はあいにくタイムアップだったのですが、聞きたかった〜! 久しぶりに『儀式』観たかった〜! 冨永監督が、MySpaceで「ミニ連載」を始められたようですよ。 http://blogs.myspace.com/index.cfm?fuseaction=blog.ListAll&friendId=1004515065 さて、2度目の鑑賞となった『パンドラの匣』ですが、やはり圧倒的によかったです。 初見のときはただもうビックリするのに忙しかったのですが、今回は隅々まで楽しめたと思います。 音、いいですねぇ。 もちろん音楽と、声ですよね。 声と声があちこちで美しく交差してます。 患者たちの声のうしろで道場長の訓話の声が流れてるところとか、なんでもないところが、いいなぁ。 蒲団部屋のところから後の、なかなか明けない夜の一連の出来事も素敵。 女性陣がみごとにみんな「いい」顔をしているのも、きっと大好きな理由のひとつです。 この依子さん、お母さん、不思議だなぁ、いいなぁ。 なんでこれを不思議だと思うか、説明できないなぁ。 というわけで、そろそろ寒くなってきました。 冬物の仕度を。 やはり、「新しい男」にはマフラーがなければ。 いいなぁ。 |
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★ 『パンドラの匣』道場 その19
公開劇場について 私が感想を書いたからといって、『パンドラの匣』道場が閉鎖するわけではございません。 以下は、現在決まっている公開劇場です。 あ、さっき、梅田の初日を観てきた知人が、 「これは、掟破りな映画ですね・・・でも、なにが掟なんだか、どうでもよくなっちゃった。 だって、染谷くん見てたら、あの頭をなでたくなるんだもん」 と感想をもらしてました。 そうか。なでたくなるのか。 ぼくはね。この冬は新しいマフラーがほしくなりましたね。やっぱり。 10/24に私の拠点の京都での封切り日に、冨永監督がトーク(ティーチイン、だそうです)で登壇されるとか。 また、そのレポートなども載せたいですが・・・そんな余裕あるのか?ワタシ。
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10/12 | ★ 『パンドラの匣』道場 その18
『パンドラの匣』を観て 観ました?『パンドラの匣』。 私は、真っ白な映画、という印象を持ちました。 あの助手さんたちの纏っているナース服の、山の風のにおいがしみこんだような白と、 光にかざしたように白っぽく映える画面の印象もあります。 でも、なによりも、太宰治の原作ということに対して真っ白で、 終戦直後の結核療養所という時代と場所に対しても真っ白で、 こんな強力なカラーがあらかじめ備わっているのに、それを真っ白なキャンバスにもどして、 そこにこんなに透き通るように淡くて胸騒がせる映画を焼きつけたことに、 すっかり参ってしまいました。 音楽の素晴らしさ、音の素晴らしさ。 まるで微熱にうかされているときの、どんな些細な物音にも敏感に反応してしまう状態に似て、 この映画の音のたくらみにさらされている間は、感覚の毛穴が広がったみたいになっちゃいます。 で、洞口依子さんなんですけども。 私は、以前のある映画のなかで、依子さんの演じる女性が、主人公の青年に絵葉書を手渡す場面が大好きなんですね。 どう好きかというと、ああオレも渡されたい、と思うほどなんですけど(笑)、 じっさい、その映画の最後に再び出てくるその絵葉書って、洞口依子さんの手を経ているからこそ、特別だと思うんですよ。 真昼の夢のように柔らかくて明るい笑顔の、でもデイドリームだからこその壊れものの繊細さと普通でない感じがあって、 彼女の手によって渡されなければ、ちがうものになってしまうとさえ言ってしまう。 『パンドラの匣』で、その感覚をふたたび味わえたので、私は猛烈に感激してしまいました。 書きませんけども。でも、素敵な「贈りもの」でした。ありがとう。 依子さんだけではなく、出てくる役者さんたちが、一人も余さず、見事なまでにみんないいです。 ほかにもいい役者さんが出ている映画はあるけれど、ほかでは見れない良さだと思う。 あぁそれにしてもこのサントラEPは良すぎる。 全4曲にヘビロで溺れております。 「愛のテーマ」ってタイトルがいいなぁ。 (今日、京都シネマで前売り券を買ったらもらえた「健康道場」手ぬぐい! 同館では10/24から公開で、初日に冨永監督が来館されるそうです。) |
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10/9 | ★ 『パンドラの匣』道場 その17 いよいよ10/10(土)、テアトル新宿にて初日です。 依子さんも舞台挨拶に立ちます。 でも、このチケットがまだ手に入るかは私はわかりません。 テアトル新宿さんにお問い合わせくださいませ。 そして! ついに ついに 菊地成孔さんの手になるあのサントラが、4曲入りEPで、iTunesから発売となりました。 これも素晴らしい「魅惑の音体験」なので、ぜひ。 というか、観たら絶対ほしくなる。 観てから聴くか、聴いてから観るか。 山々よ〜山々よ〜 |
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9/30 | ★ 『パンドラの匣』道場 その16 『パンドラの匣』、宮城先行公開の評判があちこちで聞こえてきてます。 |
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9/26 |
出演:冨永昌敬(監督/映画『パンドラの匣』、PV「地獄先生」、「おやすみパラドックス」) イベント内容: 日時:10/7(水)19:30 open/20:00
start チケット販売について:本日、9/26(土)10:00am〜チケットぴあにて販売 チケットぴあ お問い合わせ ■前売り券についてのご注意 |
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9/24 | ★ 『パンドラの匣』道場 その14 『パンドラの匣』がMySpaceにも出現! http://jp.myspace.com/pandoramovie 秘蔵映像に写真ギャラリーがあって、 これは公開前からアフターケア(要るんだ!ホントなんだ、これが!)まで、 君はなんとお客さん思ひの佳き人ぢゃないかと思ふところだつたが、 君、誤解しなひでくれたまへ。 なにしろ、すべてはこれから始まるところなのだ。 今週末、宮城で先行上映ですね。 で、明日9/25あたり、こちらのコーナーで大ネタ投下しちゃおうかな、と思ってます。 |
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9/22 | ★ 『パンドラの匣』道場 その13 公開劇場リストを作りました。 9/22現在でわかっている範囲です。
ご利用の際には、かならずご確認くださいませ。 これ以外の、公式HPに掲載されていない上映会などは載せていません。 先にご覧になったかたから。 「(前略)画期的な傑作ですね!ためいきが出ました。 そして洞口依子さんが(〜ネタバレ中略〜)、こんなに輝いているお姿を拝見できるのは、感激ではないですか! 久々に映画に酔っ払った気分です。この感動を、博士殿ならわかっていただけると思ってメールさせていただきました。」 |
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9/19 |
★ 『パンドラの匣』道場 その12 |
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9/9 | ★ 『パンドラの匣』道場 その11 9/20(日)に、第13回水戸短編映画祭で、『パンドラの匣』が上映されます。 18:30より。 映画祭の公式HP→http://www.mitotanpen.jp/ これが本当の最先行上映、ということですね。 なぜ『パンドラの匣』を水戸短編映画祭で? それはですね、 冨永昌敬監督を世に知らしめた傑作短編『VICUNAS/ビクーニャ』が、 2002年のこの映画祭でグランプリを受賞している、という縁だと思います。 監督と染谷将太くんの舞台挨拶があるもよう。 9/20って、もうすぐですね。 |
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9/7 | ★ 『パンドラの匣』道場 その10 『パンドラの匣』の公式HPが模様替えしています。 以前よりポップになった感じですね。 「作品情報」の中にある「キャスト」で依子さんをチェックしましょう。 9/2はひばり役の染谷将太君のお誕生日だったそうで、 そのお祝いのようすなどがアップされたりもしています。 「新しい男」に生まれ変わったんですね。 ちなみに、彼の今年のキャンドルの数は17本・・・ http://www.pandoranohako.com/index2.html |
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8/29 | ★ 『パンドラの匣』道場 その9 『パンドラの匣』の試写会抽選情報です。 キャンペーン主催 角川マーケティング 『パンドラの匣』東京試写会(10組20名様) 開催日時 9月29日(火) 18:00開場 18:30開映 開催場所 一ツ橋ホール http://cinema.walkerplus.com/movie/shishakai/s5945.html 最終応募締切は、2009/09/14 また、10/10封切に先駆けて、舞台となった宮城では9/26に先行上映。 http://www.warnermycal.com/movie/sakuhinpage/1007571.html 宮城のかた、必見でありますよ〜 |
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8/8 | ★ 『パンドラの匣』道場 その8
1/2 下記『パンドラの匣』復刻本を入手しました。 真ん中にあるのは、この復刻本特製の栞です。 左の化粧箱がなかなかいい感じ。 現行の文庫とちがって、この作品のみの収録、というのもじつはポイント。 もちろん、仮名遣いや挿絵も当時のまま。 古い体裁に戻るとなぜかエヴァーグリーンに近づく気がするのは、映画の効果もあるのかな。 |
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8/5 | ★ 『パンドラの匣』道場 その8 これまたクールなおしらせです。 道場「その2」で、太宰の原作を連載した宮城県の河北新報が、 かつての題字と挿絵を用いて同小説を復刻連載したことを報じましたが、 なんと河北新報さん、この小説を、表紙、活字、挿絵、紙質までそのままに復刻本として 出版したそうです!!! 写真が同社のHPにあります。ことわっておきますが、見たらほしくなりますよ。 お値段が千円!赤と黒の化粧箱入り! http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090731t15004.htm |
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7/9 | ★ 『パンドラの匣』道場 その7 洞口依子さん出演の映画で10月公開予定の『パンドラの匣』についての情報です。 公式HP(http://www.pandoranohako.com/)に、予告編の動画がアップされました! ぜひご覧ください。もう、これだけで、観たい!と思わせます。 いや、ほんと、早く観たいですわ〜 依子さんも登場の予告編、 彼女のわずかな所作を見ただけで、「むむっ、やられたっ!」と唸ってしまいます。 なにが「やられたっ」なのか。 ワタシにもわかりません(笑) それを確かめるためにも、これが観たい!これが観たい!これが観たい! 封切日は10/10に決まりました。 「がんばれよ」 「ようしきた!」 予告編だけで涙ぐんでいる私。 どうしよう・・・ |
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7/3 | ★ 『パンドラの匣』道場 その6 洞口依子さん出演の映画で10月公開予定の『パンドラの匣』についての情報です。 前売り券が明日、7/4(土)から、ひとまずテアトル新宿にて発売となります。 税込1,500円。 特典はオリジナル手ぬぐい。 蒸し暑い昨今なんか、貰ったその場で重宝するという・・・そんなヤツいないか。 公式HP(http://www.pandoranohako.com/)もご覧ください。 |
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6/22 | ★ 映画『パンドラの匣』道場 その5 引き続き『パンドラの匣』公式HP(http://www.pandoranohako.com/)の情報です。 オフィシャルブログ「健康道場」がスタートしています。 完成披露試写会のもように、 チラシの画像などなど。 映画の評判は、早くも「今年最高」との声もあるほどです。 私はとにかく、早く菊地成孔さんのサントラが聴きたい! |
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6/20 | ★ 映画『パンドラの匣』道場 その4 『パンドラの匣』公式HPが、いよいよ動き出しました。 「作品情報」のページがアップ。 ながめているだけで、早く見たくて身悶えしてしまいそうになります。 →http://www.pandoranohako.com/ |
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6/17 | ★ 映画『パンドラの匣』道場 その3 『パンドラの匣』の完成披露試写会が、6/16渋谷シネセゾンで行われました。 → http://news.livedoor.com/article/detail/4205220/(リンクきれたらごめんなさい) 上記リンク記事によると、この原作は、1946年に一度映画化されているんですってね。 太宰治はその古いほうの出来を気に入らなかったらしくて、 「日本人にはほんとうの意味の軽薄さがない」とぼやいていたのだとか。 こちらは冨永昌敬監督のブログより→http://blog.livedoor.jp/shirley666/archives/51540668.html で、その冨永監督の『シャーリーの転落人生』と佐藤央監督の『シャーリーの好色人生』が、 「シャーリーの好色人生と転落人生」として、大阪、福岡で上映されます。 大阪 6/27〜7/3シネヌーヴォX 昼間2回興行 7/4〜7/10 PLANET+1 レイトショー 福岡 6/27〜 シネテリエ天神 私も大阪まで観に行こうと思います。 |
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6/11 | ★ 映画『パンドラの匣』道場 その2 依子さん出演の映画『パンドラの匣』の10月公開に向けて、 かなり前倒しな情報をキャッチ&リリースします。 太宰治の、宮城県の河北新報にて昭和20〜21年に連載された新聞小説が原作です。 結核療養所「健康道場」を舞台にした「青春小説」で、書簡体の形がとられています。 今回取りあげるのは、 なんと初出紙である河北新報が、この小説を夕刊で復刻連載するそうなのです。 題字と挿絵は当時のままに、本文の仮名遣いを現代に改めて、もう一度連載との話。 こりゃまた粋なはからい! 詳しくは河北新報社のHPで→http://www.kahoku.co.jp/info/pandora.htm なお、文春文庫より、今年映画化で話題となっているもうひとつの太宰作品、『斜陽』 と併せた左のような本が刊行されています。 6月19日は桜桃忌。 |
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5/1 | ★ 映画『パンドラの匣』道場 その1 依子さん出演の映画『パンドラの匣』の今秋公開に向けて、 こちらで入手できる情報をピックアップしていきます。 今回はその序盤。かなり間がありますが・・・ 原作は太宰治。 宮城県の河北新報にて昭和20〜21年に連載された新聞小説です。 結核療養所「健康道場」を舞台にした「青春小説」で、書簡体の形がとられています。 おもしろいです。 これを『VICUNAS/ビクーニャ』『亀虫』『シャーリー・テンプル・ジャポン』『パビリオン山椒魚』など、 ひとすじ縄ではいかない面白い映画を作り続ける冨永昌敬監督が映画化。 冨永監督は菊地成孔(『パンドラの匣』でも音楽を担当)の「京マチ子の夜」のPVに、 相対性理論の「地獄先生」のPVも演出。後者は洞口依子さんが主演(でしょう、あれは)。 今年は太宰生誕百年ということで、6月の桜桃忌に先んじて、いろいろな特集が雑誌や書籍で始まったもよう。 映画も、この『パンドラの匣』以外に、『斜陽』と『ヴィヨンの妻』が公開される予定です。 ちょうど昨日、ぼくが本屋で手にとって買ったのは、 太田光・責任編集のムック 『人間失格ではない太宰治―爆笑問題 太田光の11オシ―』(新潮社)。 http://www.shinchosha.co.jp/book/790200/ 太田光が感銘を受け、こういう太宰もアリなのだ、いや、こういうのが太宰なのだ、 と推薦する短編や中編を収録しています。 「魚服記」「女生徒」「お伽草紙」などなど、いわゆる「暗い」だけではない、 (おそらく太田光が言いたいのは)明るいとか暗いとかではなく、太宰の文学は、オモシロイ、 そんな視点が感じられて、これって『パンドラの匣』がいちばん近いかもなぁと思ったので、 ここで紹介することにしました。 『パンドラの匣』で映画初出演をはたした作家の川上未映子さんほか、 太宰を語るエッセイもおもしろいです。 押切もえさんが太宰に傾倒した中学生の頃を振り返った長いエッセイもよかった。 「中学のときに太宰にハマってました」なんて、ちょっとした勢いでもないと告白しにくいものです。 そして最後には、やはりといいますか、坂口安吾の「不良少年とキリスト」が収められていて、 じつに、「太田光」だなぁと首肯いたしました。 ちなみに、ぼくは中学生のとき、『人間失格』も『斜陽』も最初あまり好きにはなれず、 「懶惰の歌留多」をゲラゲラ笑って読んで、『グッド・バイ』でも笑って、そこからですかね。ちゃんと向き合うようになったのは。 「人間は、恋と革命のために生まれて来たのだ」、 いい言葉です。 |
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2008年 12/7 |
★ 映画『パンドラの匣』道場 その0 洞口依子さんから、最新のメッセージが、みなさん宛てに届いています。 もう、ご覧になりましたか? →依子さんからのメッセージ 現在、依子さんは映画『パンドラの匣』を撮影中。 来年は太宰治生誕100年とあって、 さまざまな映画などの企画があるようです。 この『パンドラの匣』は、『パビリオン山椒魚』の冨永昌敬監督がメガホンをとります。 冨永監督は、『パビリオン〜』と、あと私は『シャーリー・テンプル・ジャポン・パート2』が好き。 『シャーリー・テンプル・〜』はですね、 山奥の田舎町を舞台にした作品なんですが、 2部構成で、前半は、カメラを丘の斜面に据えっぱなしにして、大ロングで撮り続けるんですね。 アップが数箇所しかなく、セリフも遠すぎて聞こえない。で、日本語の字幕が出てくるという(笑)。 で、前半が終わったなぁと思ったら、同じ内容のストーリーが、今度はカットを割ってそのまま繰り返されるの。 なんだこれ〜 けったいな映画でした。 『パビリオン山椒魚』は昨年評判になった映画。これもおもしろかった。 で、この監督が太宰の『パンドラ』って、まるで見当がつかない! だから、ぜひ見てみたいですね。 |