'Doremifa Girl' by Snooze/ Snoozeの「ドレミファ・ガール」



ドミニク・ダルカンというフレンチ・アブストラクトのクリエーターによるプロジェクト、
SnoozeのアルバムGoingmobileに、'Doremifa Girl'という名のトラックがあります。
アルバム自体がなかなかの傑作ですが、現在は入手が難しくなっているもよう。

動画ではないですが、youtubeに曲がありましたので、引っ張っておきますね。
http://www.youtube.com/watch?v=UeUudQEQXXI

非常に美しいこの曲。 
でも、これは、なに?どういうつもりでこのタイトル?
(何人ぐらいいるかわからないけど)アブストラクト・ビーツ好きの洞口依子ファンであれば、
気になってしょうがないところでしょう。

あぁそうだ、歌詞を見てみりゃいいんだ。
きっと何か書いてあるだろ。

というわけで、聞き取りに当ってみたわけですが
英語のアクセントに独特のクセがあり、しかもモジュレートが効いていて、難しい。
それでもともかく、以下のような按配で言葉を並べてみたところ、こんな感じになりました。
ヒアリングに自信がないので、訳は大意です。

Then(?) look out there, a new horizon
(そこから眺めてごらんなさい 新しい地平線が見えるでしょう)
Let the colors paint your dreams in happiness
(あの色彩であなたの夢を染めて 至福に包まれてみるの)
Experience will have that texture
(なにかを経験するのって きっとそんな肌触り)
Perspective will reflect the joy that you posess
(遠くに映るのは あなたが手にした歓び)

Well I know that I can spread my wings and fly now
(えぇ わかるわ わたし いま 翼をひろげて 飛んでいける)
And I'll challenge the sun if I should go too high now
(高く飛びすぎたら 太陽に挑んでやるの)
And if my fate explodes the ashes will fall down
(運命が吹っ飛んだら 灰になって落ちてゆくでしょう)
But my eagle will continue flying high
(でも鷲になって高く高く舞い上がってゆく私)

Portraits show you many faces
(写真はいろんな表情を見せる)
Reflections of our love ourselves they cannot lie
(いろんな像で写す、わたしたち2人の愛  嘘はつけない)
The human pictures hide deception
(人が写っている写真はごまかしが効くわ)
Revelation can be hard, I wonder why
(簡単には暴けなかったりするの 不思議なものね)

Well I know that I can spread my wings and fly now
(えぇ わかるわ わたし いま 翼をひろげて 飛んでいける)
And I'll challenge the sun if I should go too high now
(高く飛びすぎたら 太陽に挑んでやるの)
And if my fate explodes the ashes will fall down
(運命が吹っ飛んだら 灰になって落ちてゆくでしょう)
But my eagle will continue flying high
(でも鷲になって高く高く舞い上がってゆく私)

う〜ん、どうなんだろう。
あの映画を観た人なら、これってあれじゃん!とスンナリ飲み込めるような、そうでもないような。

ま、こういうのって、ズバリ
♪教授が少女を寝かせて〜♪とか♪スモークたいて撃ち合いだ〜♪
とかやっちゃうヤツはあんまりいないだろうから、あれなんだけど、
さぁ、どうだ。どうなのか。

よくわからないけど、「ドレミファ・ガール」なんて造語は、日本人のセンスですよね。たぶん。

作詞を担当したニコール・グレアムのコメントによると、
「もとのタイトルは、Nicole's Paintingでした。物事を遠近法で見るのって、
創作の美しさを、味わったり、もう一度つながったりするのに、必要なことです」とのこと。

じゃあどこからこのタイトルに生まれ変わったのか?それがわかりません。
なんというか、「ドレミファ娘」って、タイトルを変える運命にあるのだろうか???

まぁ、いい曲なので、そんなことはどうでもいいのだけど。
どうでもよくないのだけど。

(追記)
パリのドミニクにこのタイトルの出処を質問してみました。

すぐに返事をいただきました。
すごい。ドミニク・ダルカンって、ダフト・パンクとかディミトリ・フロム・パリスとか、
あのへんのフレンチ/クラブ系の顔役みたいな人ですよ。
なんでこんなにフレンドリーなのか。感激しました。

いわく、
「メッセージをありがとう。
あのトラックは、『ドレミファ娘の血は騒ぐ』と直接かかわりはないんだ。
その映画のことは知っていたけどね。
Snoozeのアルバムでは、ぼくはよく言葉遊びをするんだけど、いろんな語句をまぜて、新しく言葉を作っちゃう。
なんというか、ユーモアのセンスの一種であってくれたらいいんだけど。

それはともかく、「ドレミファ・ガール」というのは、とってもスペシャルで魅力のある女の子で、
きっと洞口依子みたいな感じがあることはまちがいないよ。」

ということでした。

しかし、黒沢清の映画って、本当にフランスのクリエーターに観られているんですね。

ドミニク・ダルカンさんにはお礼の返事を書いておきました。
ほんとにありがたい。

ていうか、私はいったい、なにやってるのでありましょうか?

 




(この「依子がロック!」コーナーで取り上げているアーティストの動画アンソロジー
http://www.youtube.com/view_play_list?p=9B01F1D3049ED08E
リンク切れも多いようです。そのうちメンテします)


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