BLOSSOM
DEARIE /
ブロッサム・ディアリー
ブロッサム・ディアリー。日本の名前に置き換えると、「河合咲子」か?
これ、本名だそうです。
現在82歳の、シンガー/ソングライター。
CD屋さんではまず十中八九ジャズのコーナーにあります。
若い頃、パリに渡って、ブルー・スターズというグループを組み、
「バードランドの子守唄」をフランス語で歌って、ヒットさせています。
このブルー・スターズが、のちにスウィングル・シンガーズに発展しました。
いわゆる、ジャズ歌手らしい濃い歌い手ではありません。
舌ったらずな歌いまわしで、独り言をつぶやくようにうたう。
少女のような声、とはよく評される言葉。いまだにその声に年輪が刻まれず。
ロリータというのともちがう。
大人の女性の中にいる、女の子。彼女の歌にはそれがある。
依子さんが彼女のことを語っているのを読んだことはありません。
しかし、かなりの確率で、お好きでしょう。
シンガー/ソングライターといっても、ジョニ・ミッチェルとか、あぁいうタイプではなく、
もっと他愛のない遊びみたいな感覚を大事に持っている人。
そのためか、どんな時代にも古くなることがありません。
ボブ・ドローと仲がいいというのも、さもありなん。
「わたしは雨のロンドンが大好き」と歌われるLondon
in the
Rainなんか、
そのまんまピチカート・ファイヴの世界へ移行しても違和感がない。
人間、思春期のころくらいからその人の本質は変わらない、と言われることがありますが、
自分が中年になっていくとほんとにそうだよなぁと、半ば呆れながら同意。
このブロッサム・ディアリーなんかは、年輪を重ねていくことを、
とっておきのクッキーを時間をかけて食べるように、
いつも発見したりワクワクしたりしながら、楽しんでいるように思えます。
おばあちゃんの今のほうが、若い頃より可愛くて、つかみどころのない色気すら感じさせる人。
あこがれますね。
こんなおばあちゃんとお話できたら、ドキドキするかも。
(ブロッサム・ディアリー "London in the
Rain"→yoollytube/ Yoriko Rocks)
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